ASUSは先日から告知していた本日新製品スマホ2機種ZenFone Max M2(ZB633KL)とZenFone Max Pro M2(ZB631KL)そして新サービス独自ブランド格安SIMである『ASUS ZenSIM powered by IIJ』を発表しました。
ZenFone Max M2(ZB633KL)とZenFone Max Pro M2(ZB631KL)
まずは新製品スマホであるZenFone Max M2(ZB633KL)とZenFone Max Pro M2(ZB631KL)の紹介です。スペックに関しては、後ほど比較表を掲載しますが、ZenFone Max Pro M2(ZB631KL)がミドルハイエンドで価格は38340円(税込)、ZenFone Max M2(ZB633KL)がミドルクラスで価格は28620円(税込)となっています。
最大の特徴は、最大35日間連続待ち受け(ZenFone Max M2の場合)可能な大容量のバッテリーを搭載している点とZenFone5(ZE620KL)などに搭載されたAIカメラ機能を搭載していることです。この2つの機能に注目して紹介していきます。
長期間利用でき、モバイルバッテリーのように使える大容量バッテリー搭載
ZenFone Maxシリーズは、過去の製品でもこの大容量バッテリーという点が特徴的なシリーズでしたので、その流れを継承して今回のZenFone Max M2シリーズの両機種とも今までにない大容量バッテリーを搭載してきています。ZenFone Max M2(ZB633KL)は最大33日間連続待ち受け可能な4,000mAhを搭載、ZenFone Max Pro M2(ZB631KL)は最大35日間連続待ち受け可能な5,000mAhを搭載しています。
前作のZenFone Max M1も4,000mAhと大容量バッテリーを搭載し毎日webを見たりTwitterやLINEなどをSNS朝昼晩使っていても2.3日充電せずに使えていました。YouTubeなどで動画等を見るともう少し使える時間は短くなると思いますが、2日充電せずに使えたら十分な容量だと個人的には思います。
少し気になるのが、大画面化とSoCが前回よりも格上のチップを搭載していることから消費電力が上がっているのでZenFone Max M1よりも電池の持ちが落ちているのではないかと感じています。ASUS独自のZenUIも今回は搭載されておらず、バッテリーセーバー機能などもOS独自のモノだけという点もどう作用するのか。
大容量バッテリーを搭載していることで嬉しい機能としては、音楽を聴くことが好きな人では普段持ちあるワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなどの充電がなくなった際にモバイルバッテリーのように電力を供給できる機能です。モビカメもワイヤレスイヤホンを持ち歩くのですが、モバイルバッテリーを持ち歩いていない時にこの機能を使い助かった経験があります。地味に便利な機能なのでオススメです!
オートで最適な撮影モードが可能なAIカメラ機能
ZenFone Maxシリーズでは、カメラ機能に関して重視されていませんでしたが、ZenFone Max M2シリーズでは、ZenFone5(ZE620KL)に搭載されていたAIカメラ機能が搭載され、カメラ機能にも注目です。
ZenFone5(ZE620KL)で好評だったこのAIカメラ機能ですが、人物や花、風景、動物など13種類の被写体に対にして認識し最適な撮影モードをスマホが自動で設定してくれて、撮影する時はシャッターボタンを押すだけで、きれいな写真が撮れるという便利な機能なのです。ZenFone5(ZE620KL)で何度も撮影時に使っていましたが、認識はとても良くて自然で鮮やかな写真を撮れたことが印象的でした。画素数もZenFone5(ZE620KL)と同等の1,200万画素以上なので同じようなクオリティになるのではないかと感じています。
スペック比較表
ZenFone Max M2(ZB633KL)とZenFone Max Pro M2(ZB631KL)の詳細スペックを表にして紹介します。
ZenFone Max M2シリーズのスペック表 | ||
---|---|---|
各項目 | スペック | スペック |
機種名 | ZenFone Max M2 | ZenFone Max Pro M2 |
ディスプレイ | 6.3インチ | 6.3インチ |
解像度 | 1,520×720 | 2,280×1,080 |
SoC | Snapdragon 632 | Snapdragon 660 |
RAM | 4GB | 4GB |
ROM | 32GB | 64GB |
OS | Android 8.1 | Android 8.1 |
リアカメラ | 約1300万画素 200万画素 | 約1300万画素 500万画素 |
フロントカメラ | 800万画素 | 1,300万画素 |
バッテリー | 4,000mAh | 5,000mAh |
WiFi規格 | 802.11 b/g/n | 802.11 b/g/n |
microSD | 対応 | 対応 |
防水防塵機能 | – | – |
本体サイズ | 高さ約158.4mm 幅約76.2mm 奥行き約7.7mm | 高さ約157.9mm 幅約75.5mm 奥行き約8.5mm |
重量 | 約160g | 約175g |
接続端子 | MicroUSB | MicroUSB |
カラー | ミッドナイトブラック スペースブルー メテオシルバー | ミッドナイトブルー コズミックチタニウム |
その他 | 2CA対応 DSDV トリプルカードスロット | 2CA対応 DSDV トリプルカードスロット |
発表日 | 2019年3月15日 | 2019年3月15日 |
ZenFone Max M2シリーズは幅広い層に受け入れられるスマホ
ZenFone Max M2シリーズの2機種は、ほんとにちょうどいいスペックを搭載して幅広い層に当てはまるスマホだと感じる機種です。最大の特徴である大容量バッテリーという点は、スマホを使う人であれば誰でも経験しているバッテリー切れの心配を考慮されて作られており処理を行うチップセットもSnapdragonの600番代シリーズと普段遣いには十分なスペックを要していると思います。ゲームをガンガンするという方は、ゲーミングスマホやSnapdragon800番代を搭載したハイエンドスマホを検討された方がいいと思いますが、ライトにゲームを楽しみたいという方でも安心して使えると思います。個人的は、かなりオススメなスペックでなおかつ価格もスペックが高いZenFone Max Pro M2(ZB631KL)でも3万円台後半とお買い得な価格になっていることから人気がでそうです。
ZenFone Max M2シリーズのシステムアップデート情報を随時掲載していますのであわせてどうぞ!
独自ブランド格安SIM『ASUS ZenSIM powered by IIJ』
発表会でもう一つ発表された新サービスである独自ブランド格安SIMである『ASUS ZenSIM powered by IIJ』を見ていきましょう。こちらの発売日もZenFone Max M2シリーズと同じく3月15日からとなります。
こちらはASUSが格安SIMサービスを提供するのではなく、IIJmioモバイルサービスを使う内容となっています。なので契約申込用コードが入ったパッケージを、購入後(スマホとのセット販売の為、単体購入は現時点でできません)記載されたエントリーコードでIIJmioモバイルのサイトで申し込みをすると後日SIMカードが送られてくるという流れになっています。契約できる回線種類は、ドコモ回線のタイプDとAU回線のタイプAとなります。
料金プランなどを下記の表にまとめてみました。
ASUS ZenSIM料金プラン表(税抜) | |||
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プラン名 | 月額料金 | データ容量 | 通話料 |
ミニマム | 1600 | 3GB | 20円/30秒 |
ライト | 2220 | 6GB | |
ファミリーシェア | 3260 | 12GB | |
SIM価格:3000円 |