ASUSジャパンがZenfone8を発表しました。
従来のフリップカメラを搭載しハードウェアがバージョナップしたZenfone8 Flipと片手での操作に適したコンパクトサイズにも関わらずハイスペックなZenfone8と2機種のZenfone8シリーズが発表されました。
今回は、発売より一足先にASUSジャパンからレビュー用の実機をお借りしたので製品レビューをしていきます。
今回ASUSジャパンからこのレビュー記事のASUS storeリンクからZenfone8を購入した際だけに利用できる割引クーポン券を頂きました!購入を検討されている方はぜひご利用ください!
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Zenfone8のオススメ機能6ポイント
ここからはZenfone8の購入を検討してる方にオススメする6つのポイントを紹介していきます。
コンパクトで持ちやすい設計
Zenfone8の最大の特徴といってもいいのが、新コンセプトで設計された片手に収まるディスプレイサイズ5.9インチのコンパクトボディです。
普段使いするスマホだからこそ、コンパクトで持ち運びに適したサイズが追求されシンプルなデザインとなっています。
ズボンのポケットにはもちろん、最近の大画面化で入れにくくなった胸ポケットなどにもすっぽりと入るスタイリッシュなサイズはビジネスマンの方にも、荷物をコンパクトに持ちたいという女性の方にもオススメです。
背面のデザインは3Dカーブエルゴノミクスデザインと緩やかな曲線のでデザインとなっており、持ちやすさ握りやすさを追求したこだわりのあるデザインとなっています。
とにかく持ちやすいです!
そしてコンパクトだけど握りやすく片手での操作がしやすい点は、今まで大画面スマホを利用しているとこんなに便利なのかと思うほど便利でした。
大容量のバッテリーで長時間利用
最近のスマホ購入調査アンケートで1位になるのがバッテリーの持ち時間です。
Zenfone8では、このようなスマホユーザーの声もしっかり認識し大容量バッテリーを搭載し利用時間の長時間化を実現しています。
コンパクトにもかかわらず、高速充電に対応した4000mAhのバッテリーを搭載し、連続待ち受け時間は約338時間、モバイル通信利用時は10時間とスペック上、長時間利用できる設計となっています。
普段頻繁にブログやサイトを見たり、TwitterやInstagramなどを見ることが多い私が利用した際に、2日ほど充電なしでも利用することができました。
ハイスペックな性能
コンパクトなサイズのZenfone8ですが、スペックはハイエンドなものとなっておりミドルスペックの端末では楽しむことが難しいスマホゲームなども楽しむことができます。
搭載されているチップセットは、ハイエンドモデルであるSnapdragon888、そしてあまり注目されないがアプリを動作する際に重要なメインメモリーは最大16GBでなおかつ高速通信が可能なLPDDR5規格(転送速度6400Mbps)が搭載されています。
ディスプレイもゲームをするのに最適なリフレッシュレートが120Hzと動きの早いカーレースゲームや荒野行動やPUBGなどのFPSゲームといった高負荷がかかるゲームでも快適に楽しむことができます。
実際にFPSであるCall of Dutyを遊んでみましたが、ディスプレイの反応もよく、コンパクトなボディなのでしっかり手にホールドできるので操作しやすいです。
充実したカメラ機能
カメラの写りに関しては、この後紹介する開封レビューにて事前に購入しているZenfone8で撮影しておりますのでぜひご覧ください。
背景ボケもきれいに映し出すことができ、台湾の発表会時にはプロのカメラマンもサンプル撮影時に驚くほどの性能がでるカメラと絶賛の性能となっています。
シャッターを押してから次の撮影をするまでの時間も短くて動きのある動物などを撮影する際でも楽しむことができます。
フルサイズの一眼レフカメラを持ち歩いて撮影をしていましたが、大きいカメラだと普段遣いとしては難しい場面もありました。
しかし、Zenfone8は気軽に持ち運べて撮影時もすぐにカメラを起動することができ、しかもそのままの色合いなどが出てくれるので十分に楽しめるカメラ性能があります。
夜間撮影も何度かためしましたが、明るく撮ったりマニュアルモードで調整して背景ボケをだしたり撮影を楽しむことができます
防水対応
最近のZenfoneシリーズでは、フリップカメラの搭載により見送られていた防水性能が搭載されました。
雨の日やキッチン、洗面所、お風呂場など水回りの場所でもスマホを利用するケースは多くなってきているので安心して利用することができます。
最近はYouTubeを見る機会が多くなり、朝は洗面所で歯を磨く時などでもZenfone8を利用しています。水がかかった時は防水性能がないとドキッとしますが、Zenfone8なら安心して利用することができています。
日本独自のおサイフケータイ対応
Zenfoneファンがまちに待っていた機能であるおサイフケータイ機能がついにZenfone8で搭載されます。
ASUSジャパンのティザーサイト公開時の盛り上がりを見るとやはり対応を待ち望んでいたファンも多いと思います。
IDや関東では人気のモバイルPASMOにも対応します。
実機開封レビュー
ここからは、Zenfone8の実機開封レビューを行っていきます。
Zenfone8で撮影しています。
パッケージはZenfone8のブランドロゴである8をイメージしたデザインが記載されたシンプルなものとなっています。
ふたを開けるともう一つパッケージが同梱されています。
中にあったパッケージを取り出すと本体が見えます。
撮影用に一度背面側にしていますが、通常はディスプレイ側が上になっています。
Zenfone8を取り除き更に中を見ると充電器とケーブルが入っています。
最近のスマホでは、同梱されていないので別に購入する必要がありますが、Zenfone8の場合は、同梱されているので別途用意する必要がないのは、うれしいですね。
同梱されているものは以上となります。
次にパッケージの中に入っていたものを開封していきます。
中には、SIMピンと取り扱い説明書、ケースが同梱されていました。
ケースのデザインは、海外版と同様ハードな樹脂製のものです。
中はこのようなデザインになっています。
充電ポートやスピーカーなどがある下部は、全体があいているデザインとなっています。
側面のボタン類部分は全体が大きくあいているデザインとなっています。
イヤホンジャックがある上部もあいているデザインとなっています。
ケースの背面には、ASUSのロゴは記載されています。
30W充電に対応したUSBtypeC to USBtypeCのケーブルです。
表面は柔らかいゴムの素材となっています。
充電器は最大30Wに対応したものでUSBtypeCポートが1つのものとなります。
マットで表面はザラザラした質感のものです。
コンセントプラグは収納式ではなく、でたままのタイプとなります。
コンセントプラグ側には性能などが記載されています。
ここからはZenfone8本体の紹介です。
フロントカメラの周りは銀色のフチがついているパンチホールタイプとなっています。
Zenfone8左側面にはアンテナラインがあります。
Zenfone8右側面には音量ボタンとエメラルドグリーンのボタンは、電源ボタンとなります。
こちら側にもアンテナラインがあります。
Zenfone8上部には、3.5mmのイヤホンジャックとマイク穴があります。
上部にも2本アンテナラインが見えます。
Zenfone8下部には、スピーカー、マイク、USBtypeCポート、SIMトレイがあります。
下部にも2本アンテナラインが見えます。
Zenfone8の背面を見ていきましょう。
背面の中央部分には『ASUS Zenfone』の文字が記載されいます。
背面のカメラは広角カメラと超広角カメラのデュアルカメラとなっています。
カメラモジュール部分には、LEDフラッシュも搭載されています。
カメラモジュール右側には、FeliCaマークがしっかり記載されおサイフケータイに対応しています。
Zenfone8スペック表
Zenfone8に関する詳細なスペック表は下記となります。
本体サイズ | 148 x 68.5 x 8.9 mm |
重量 | 約169g |
SIM | nanoSIMスロット×2 |
防水/防塵 | IP65/IP68 |
画面サイズ | 5.9インチ、AMOLED |
解像度 | 2,400×1,080ドット (フルHD+) (120Hz) |
OS | Android 11、ZenUI 8 |
チップセット | Qualcomm SM8350 Snapdragon 888 5G |
RAM | 8GB 16GB |
ROM | 128GB 256GB |
リアカメラ | 6,400万画素 広角カメラ内蔵 (メインカメラ) 1,200万画素 超広角カメラ内蔵 (2ndカメラ) LEDフラッシュ |
フロントカメラ | 1,200万 広角カメラ内蔵 |
スピーカー | デュアルスピーカー内蔵 |
3.5mmジャック | 搭載 |
5G NR | n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n77/n78 |
FDD-LTE | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28 |
TD-LTE | B34/B38/B39/B40/B41/B42 |
W-CDMA | B1/B2/B3/B4/B5/B6/B8/B19 |
WiFi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Ver.5.2 |
GPS | GPS(GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS、NavICサポート) |
NFC | 搭載 |
その他 | FMラジオ |
USB | USBtypeC |
センサー | 加速度センサー、電子コンパス、光センサー,近接センサー、ジャイロスコープ、指紋センサー(画面内認証) |
バッテリー | 4000mAh |
充電 | 急速充電30W フル充電約1.4時間 USB Power Delivery3.0 |
カラー | オブシディアンブラック ムーンライトホワイト ホライゾンシルバー |
Zenfone8を持つメリット・デメリット
ここからは実際にZenfone8を利用して感じたメリットとデメリットを紹介していきます。
Zefone8を持つ3つのメリット
Zenfone8を持つ3つのメリットは以下になります。
持ち運びしやすいコンパクトなボディ
Zenfone8の最大の特徴であるコンパクトなボディは、実際に持って初めて実感できるものです。
今まで小さいスマホというのはいくつか発売されてきましたが、グリップ感や操作性などどちらかがかけているようなスマホもありました。
しかし、Zenfone8は両方を兼ね備えていて画面を見る時やカメラを使う時など様々な場面で使いにくいと感じることがありませんでした。
個人的には、バッグのアプローチしやすい小さなポケットや、パンツのポケットなどどこにでも収納できるコンパクトさですぐに取り出せることにより、カメラのシャッターチャンスを失う機会も少なかったことが印象的です。
音量ボタンがシャッターボタンにもなるので片手での撮影も可能なのも便利なポイントです。
夜間でも楽しめるカメラ性能
正直はじめはカメラ性能に期待はしていませんでした。
Zenfone6の時にフリップカメラの楽しさを感じていたのでZenfoneで普通のカメラでは物足りなさ感じていました。
Zenfone8は、見事に期待を裏切ってカメラの画質向上とハイエンドスマホの性能に驚きました。
特に夜間の暗所撮影は、ぜひ試してもらいたいです。
おサイフケータイ対応
Zenfoneファンが待ち望んでいた機能としてメリットの中に入れさせて頂きました。
海外のSIMフリースマホメーカーの中でも5.9インチというコンパクトなボディのスマホでおサイフケータイを搭載している機種は今までないのでぜひ実感してもらいたいです。
Zenfone8を持つ3つのデメリット
Zenfone8を持つ3つのデメリットは以下になります。
ディスプレイが小さい
コンパクトなスマホを探している方からすると当たり前なのですが、大画面なスマホに慣れてしまうと5.9インチの画面サイズでは、YouTubeを見る際にもう少し大きな画面がほしいと思ってしまいます。
TwitterなどのSNSを見ていても表示される一度に見れる情報量の違いが、大きいので文字を小さくしたりしても不便がないのであれば変わりないのですが。
男性向けなデザイン
Zenfoneシリーズはガジェット好きの男性からすると好まれるようなデザインが多かったと感じていますが、今回のZenfone8も少し女性に好まれるようなデザインとは少し離れているように感じます。
スマホケースに入れることで背面などのデザインもあまり気にしない方もいると思いますが、モックなどを見た際に気に入るポイントがないとどうしても手に取りにくいのでデザイン面はそういった部分も考慮してもらえるとより認知度があがるのかなと思ったのでデメリットに挙げさせてもらいました。
背面が響く
スピーカーで音のテストをした際に低音の音が出る際に少し背面が響いている感じがしました。
音量が大きいわけではないのですが、少し背面が響き音が若干こもる感じがしました。
それ以外、音質に関して全く不満はなかったのですが、少し気になる方は実際に試してから購入されることをオススメします。
レビューまとめ
Zenfone8を実際に利用して見てコンパクトなスマホを探している方には今、一番オススメのスマホだと感じました。
私もその点にひかれて海外版を購入し利用し続けていますが、日本版ではおサイフケータイも搭載されるなど便利な面が追加されより使い勝手のいいスマホとなっています。
普段もちあるくスマホだから、そこからこだわりの設計が考えられたスマホだからこそ、実際に実機を触って試してもらいたいです!
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今回ASUSジャパンからこのレビュー記事のASUS storeリンクからZenfone8を購入した際だけに利用できる割引クーポン券を頂きました!購入を検討されている方はぜひご利用ください!
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