毎日の生活でちょっと幸せが感じれるようなガジェットを紹介しているモビカメです。
掃除をする時にこんなことを思っていませんか?
・毎日帰ってきたら掃除してきれいな部屋
・掃除と一緒に床の水拭きをしてほしい
私も普段は、終末にまとめて掃除をするのですが、せっかくの休みの日に自由な時間もほしいし、お出かけしたいので、さっさと終わらせたいというタイプなんです。
そんなめんどくさがり屋の私をちょっと幸せにしてくれる、今回紹介する製品は、毎日決まった時間に自動で掃除をしてくれて、従来品にはない自動洗浄機能付き回転モップで床の水拭きをしてくれるロボット掃除機「TECBOT M1」です。
TECBOTとは?
TECBOT社は2019年7月に中国のシリコンバレーと言われる深セン市で設立されたベンチャー企業です。AIやロボット研究のエンジニアで構成され、現在は主にロボット掃除機を取り扱っています。
海外ではすでに複数のTECBOTシリーズを発売。中でも2020年9月にアメリカとカナダで発売したTECBOT Sシリーズは、累計約3,000台を販売するヒット商品となっています。
日本では、今回紹介するフラグシップ機TECBOT M1が初となります。
TECBOT M1の価格
日本の大手クラウドファンディングであるMAKUAKEにて58,000円(税込)〜販売されています。クラウドファンディング終了後の一般価格は95,000円(税込)になる予定です。
本体以外にもアクセサリーパックも販売されており、1セット5,800円(税込)です。
こちらの一般販売は9,000円(税込)となる予定です。
TECBOT M1の特徴
ここからは、TECBOT M1に関する特徴を紹介していきます。
他を圧倒する4,000Paの最強クラス吸引力
吸引する際の比較数値であるpaは、一般的なロボット掃除機の場合2,000〜3,000クラスの性能が多いです。
10万円程する高性能なものとなれば、4000paの製品もありますがTECBOT M1のように10万円を切る価格で搭載されている製品はないです。
小さなホコリなどはもちろん、パチンコ玉といった重くて大きなもの、ペットの毛や髪の毛などの微細なものまで吸引することができます。
自動洗浄機能付き回転モップを搭載
使い捨てのシートで床の水拭きを行う仕組みがロボット掃除機では一般的ですが、TECBOT M1では、回転モップが搭載されています。
使い捨てシートですと、汚れがついた時に外して洗わないといけない手間がありますが、一定時間ごとに自動で洗浄してくれる機能つきなので、手間なく利用することができます。
掃除モードの中に、モップがけだけを行う機能もあり、モップがけだけ行いたいという場合にも利用することができます。
絨毯自動検知でラグやカーペットも濡れない
フローリングに絨毯を敷いていてもアプリ設定で絨毯検知機能を利用すれば、ラグやカーペットを自動認識し、モップが自動収納されるので濡れる心配はないです。
高精度なマッピング機能とSLAM技術
掃除しながら本体上部に搭載されているLDSレーザーによって自動で部屋の間取りを認識し、マップを作成します。
自動運転自動車にも採用されているSLAM技術を搭載し、規則正しい弓字型走行にて部屋の隅々を掃除してくれます。
段差自動検知機能で階段から落ちない
落下防止センサーにより階段など6cm以上ある段差を検知し、落下を回避してくれます。
専用リモコンで簡単操作
スマホの操作が苦手な人にオススメなのが、専用リモコンで操作ができることです。
ボタン一つで自動掃除やモップなどアプリで簡単操作できるボタンが設定されています。
アプリで掃除範囲設定やスケジュール機能設定など
アプリを使うことで先に紹介したリモコンでの簡単操作と同じようなことに加えて、掃除範囲の設定や外出先からリアルタイムで掃除の状況確認などを行うことができます。
スケジュール機能で例えば「毎朝8時に自動掃除を行う」と設定することで毎日自動で掃除が行われ、帰宅時にはきれいな状態となっています。
AmazonのAlexa(アレクサ)と連携で音声操作にも対応
AmazonのAlexa(アレクサ)とも連携が可能で、スマートスピーカーがあれば音声で操作可能なので、スマホが近くになくても操作ができます。
TECBOT M1の本体外観と付属品など開封
ここからはTECBOT M1の本体外観と付属品などに関して紹介していきます。
パッケージについて
まずはTECBOT M1の製品パッケージを開封します。
配送で届いた状態のダンボールです。ちょっと中身がきになる状態でした。
ダンボールを開けると製品箱が出てきました。中に緩衝材なども入っており製品箱にもダメージがなく安心。パッケージはホワイトもブラックも同じようです。
開封してみるとスマイルマークが登場!
Make Cleaning Easier と清掃を簡単にという意味みたいです。
さらに開封をすすめると本体が出てきました。
本体外観
ここからはTECBOT M1の外観を紹介します。
TECBOT M1を真上から見た様子です。表面はマットでツヤのないさらっとしたさわり心地です。各部紹介は、後に掲載している説明書の画像を参照ください。
TECBOTのロゴが記載されている丸い部分は、LIDARレーザーセンサーです。2つのセンサーで室内の間取りを検知します。
本体先端に指が一本はいるぐらいの隙間があります。ここを開けるとダストボックスと水拭き用のウォータータンクが出てきます。
左側がウォータータンク、右側がダストボックスになります。
ウォータータンク装着時の様子です。
ウォータータンクは、上部下にあるくぼみをつまんで引き上げて取り出します。
水の注ぎ口は、樹脂製の蓋になっています。開ける際は、取り外さず1点で固定されており、外してどこかに忘れる心配はないです。
ウォータータンクを側面から見た様子です。
ウォータータンクに満タンの水をいれた状態です。
部屋を掃除した後に水が減った状態です。
10分ほど自動モード利用しました。
ウォーターボックスの収納場所の写真です。銀色の部分がフィルターになっています。
ダストボックスを取り出す際は、取っ手を起こして取り出します。
取り出したダストボックスです。
フィルターの裏面にはもう一層のフィルターが
本体の底面です。こちらも各部紹介は、後に掲載している説明書の画像を参照ください。
主電源のボタンは、くぼみがあるので操作はしやすいです。
TECBOT M1の特徴である回転式モップです。
乾いた状態で触るとふわふわとした感じが印象のものです。
ゴミを吸引する際に回転するブラシです。こちらは硬い素材でしっかり取り込んでくれます。
移動する際のローラーは樹脂製でしっかり動いてくれます。
本体側面
本体前面です。
本体右側面
本体左側面
本体後方
本体後方の汚水タンクを外した状態
汚水タンクは他のタンクと比べて大きめになっています。
汚水を取り除く場合は、こちらのキャップを上げるところから出します。このキャップも全部外れることなく、1点で止まっているので取り外してどこかに忘れることはありません。ギザギザした部分は、回転モップがあたり汚れを取り除いてくれる部分となります。
充電ドック
本体サイズは、コンパクトで奥行き10.7cm、横幅21.6cm、高さ13.2cmです。
裏面には電源ケーブル設置のコネクターがついています。
メガネ型の内側にはケーブルを巻くスペースがあります。
裏側をアップにした写真です。
充電ドック側面です。
ケーブルの先端はL字になっています。コンセントまでの距離が短い場合は、充電ドックの背面に巻きつけて長さを調節することが可能です。
TECBOT M1を充電ドックに設置している様子です。
充電時は上記のようにLEDで表示されます。
付属品について
付属しているオプション品一覧です。
重要なブラシは、グレーとホワイトで長さが違う仕組みになっています。
リモコンは握りやすいコンパクトなスタイルでボタンも押しやすいです。
- 自動・・・吸引と水拭き
- 吸引・・・吸引のみ
- モップ・・・水拭きのみ
- 強力モップ・・・回転モップでの水拭き
単4電池は付属していないので購入が必要です。
説明書やクイックスタートガイド
説明書の他にも簡単に利用開始できるクイックスタートガイドも付属しています。
クイックスタートガイドの中身は日本語で記載されています。スマホで操作する為のアプリをダウンロードするQRコードも記載されています。
説明書も日本語で記載されています。実際の製品画像は上記に記載しています。
実機を利用しての感想
ここからは実際にTECBOT M1を利用して感じた感想を紹介していきます。
最強クラスの吸引力はすごい
普段は床掃除をする際にクリーニングシートを使ってほこりなどを掃除しています。掃除をした後、試しにTECBOT M1で掃除を行うと掃除した箇所でもまだ細かなほこりが残っていてダストボックスに溜まっていました。
クリーニングシートでもほこりは取り除けているだろうと考えていましたが、細かなほこりが取れていることから吸引力の凄さにびっくりしました。
リモコンで簡単に操作できる
すぐにTECBOT M1で掃除をさせたいと思った時は、リモコンを利用しています。スマホだとアプリを起動して、ボタンを押さないといけないのですが、リモコンであればボタンひとつですぐに掃除してくれるのはすごく便利です。
普段スマホをどこかに置いて場所を探したりする手間を考えると近くにリモコンを置いておくだけで時間短縮になります。
掃除後メンテナンスが簡単
ダストボックスを取り外してゴミを捨て、汚水タンクの水を捨てるだけなのでメンテナンスは簡単です。
水を使用する量が多いので掃除するたびに毎回入れないといけないのでが、少し気になるとこですが、水を入れっぱなしにしておくとカビなどの心配もあるので、清潔感を考えると毎回入れた方が良いと個人的には思っています。
少し掃除の際の音が気になる
吸引力が大きいモードでは、音が少し気になります。併せて回転モップの洗浄時も少し音が大きめなので敏感な方は、掃除をしている時は、部屋から出たりした方がいいかもしれません。
外にまで聞こえるような大きい音では無いのですが、掃除しながらの部屋で作業する際などは少し気になるかもしれません。
TECBOT M1はこんな人におすすめ
ここからは、TECBOT M1をおすすめしたいポイントを紹介します。
初めてロボット掃除機の購入を考えている人
初めてロボット掃除機の購入を検討している方は、どのようなスペックや特徴を見たらいいか分からないという方が多いと思います。
も初めは、吸引ができて勝手に掃除してくれたらいいと思っていたので安価でコンパクトなロボット掃除機を購入して利用していました。
しかし、いざ使ってみると初めに思っていた簡単に掃除をしてくれるということが細かな設定が必要だったり、掃除できていなかったりと残念な結果になりました。
スマホを使わなくても操作したい人
従来のロボット掃除機は、スマホ操作のみでしたが、TECBOT M1では、リモコンを使ってすぐに掃除を始めることができます。
毎回掃除を開始する際にスマホからアプリを立ち上げて操作をする手間がなく便利です。操作も先に記述した通り様々なことが可能です。
強力な吸引力のロボット掃除機を探している人
掃除をする際に重要なポイントの一つが吸引力です。
ロボット掃除機を探している方は、スペックで見る際に吸引力の性能も見ていると思います。
TECBOT M1は、従来のロボット掃除機の2倍近い吸引力となっています。
吸引力以外にも回転するローラーブラシも付いているので、フローリングの細かな埃などもキレイに掃除してくれます。
しっかりした水拭き掃除をしたい人
ロボット掃除機で多いのが、使い捨てのシートにて床を拭く機能なのですが、TECBOT M1では、回転モップがついています。
シートだけですと拭くだけですが、回転モップは擦り付けて汚れを取り除きます。掃除は自分で行い、水拭きだけをしたいという方にもオススメです。
掃除後のメンテナンスをなるべく減らしたい人
ロボット掃除機を利用する際に毎回ダストボックス内のゴミを廃棄することや、水拭きシートの清掃など掃除後のメンテナンスは必要になります。
最近は、ダストボックス内のゴミを充電ドックにて自動で吸い出してくれるロボット掃除機も出てきています。
TECBOT M1は、ダストボックスの自動吸引機能はないですが、水拭きをする際の回転モップを自動で洗浄してくれる機能がついています。
掃除中も一定時間ごとに洗浄してくれることで、キレイなモップがけができます。メンテナンスにかける時間は従来のものと比べると少ない時間ですみます。
TECBOT M1レビューまとめ
今までのロボット掃除機になかった回転モップでの床の水拭き機能や、回転モップの自動洗浄機能といった機能を搭載しながら、吸引力は最強クラスのTECBOT M1を紹介してきました。
人によってはコンパクトなロボット掃除機がいいと考えている方もいると思いますが、個人的には、このサイズ感でちゃんとした機能を搭載してくれている方が安心して掃除をまかせられるなと感じました。
今回はクラウドファンディングということで、実際に製品を試す場がないことは残念ですが、購入時になにか不安なことや知りたいことなどがありましたらTwitterや問い合わせから連絡を頂ければ試せる範囲で回答させて頂きます。
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。