今までセミナーへ行く際などに、外出用ノートパソコンとしてMacBookAir(マックブックエアー)を使っていました。しかし家で利用しているのは、Windowsを搭載した自作デスクトップを使っているので、セカンドマシーンであるノートパソコンもWindowsに合わせたいと考え、今回ノートパソコンを購入しました。この記事は、ノートパソコンを購入してからスペックアップのパーツ増設・換装を行うまでの話を備忘録として残しておきたいと思います。How toのような記事ではないですが、MobiCameが参考にした記事のリンクなども貼っておきます。
ニューセカンドマシーンとなるノートパソコン選び
まずは、基本となるノートパソコン選びからです。まずはじめに考えたのが、メーカです。以前から気になっていたパナソニックのレッツノートにするか、たまたま日本橋で見つけた元ソニーのVAIOにするか、これは最後の最後まで悩みました。両方にメリットがあったからです。
レッツノートで良いと感じた点
- 頑丈でしっかりした作りになっていること
- 以前、Mattuさんの生産工場見学の話を聞いて魅力を感じた
- 実際に触ってみて軽さやデザインが気に入った
- 多くの法人で利用されているというブランドイメージ
VAIOで良いと感じた点
- デザインがかっこいい
- 持った感じの軽さ、厚みの薄さが持ち運びに便利
- タッチパネル搭載モデルがある
- ソニーということでAV関連のスペック
ミーハーな部分もあるが、それぞれにいいところがありそれを比べるのはかなり悩みました。比較するところがあまりなかったからです笑 もちろんあれができる、これはできない、という点は確認し様々な種類の機種を見ました。結果・・・新品じゃなくて中古でもいいか!という結論になり2つのブランドである程度スペックを固めて調べていました。
ノートパソコン選び際に基準としたスペック
- ディスプレイサイズ : 12インチ~14インチ
- CPU : Core i5 第5世代以上
- メモリー : 8GB以上(もしくは4GB増設可能)
- ストレージ : SSD 128GB
- ドライブ : 不要
- タッチパネル : あれば良し
- OS : Windows10
最低基準はここらへんでした。今使っているMacBookAirのスペックとほぼ同じぐらいであれば使えるかなという感じからこのスペック基準を考えました。パソコンを、1台持っていると基準となるスペックの感じがわかるのでここらへんはあまり悩みがなかったです。記事の執筆や画像編集をおこなうだけで、動画の編集作業など重たい作業はしないので、これぐらいのスペックがあれば十分動くだろうと思っていました。結果から言うと、ほぼ正解でした。
商品名やスペックで検索してニューセカンドマシーン探索
スペックが決まったので、あとは検索でスペックの候補を入力して結果出てくる機種を選定しました。レッツノートは様々な機種があったのですが、VAIOは『VAIO Pro13』に絞って考えていました。それから数日間は、ヤフオクを日々日々見つめながら、ウォッチリストに追加したりして最近の値段を調査したりしていました。そしてタイミング的にベストな値段で購入できたのが『レッツノート CF-SX4EDHCS』でした。法人モデルでしたが、ほぼ自分が考えていたスペックを搭載していたことと、入札終了間際の値段がかなりお得だったんです。楽天市場や中古ノートパソコンのサイトで同機種を調べたところ落札価格の倍以上だったのです(関西人根性丸出し笑)人によっては、『安い裏にはなにかあるのでは?』と考えると思います。実は、私もそちらの方だったので商品が来るまでドキドキしながら待っていました。
『レッツノート CF-SX4EDHCS』が到着そこにはまさかの・・・
数日後、商品が届き見てみると、梱包はしっかりしていて外観はほんとに中古?と思うぐらいのきれいさ!少しだけ天板の部分に擦り傷があるぐらいで、USBの認識など動作チェックを一通り行いましたが、全く問題なく快適な感じで使えそうと思ったのが、ここでの感想でした。しかし、この跡に作業する中で、ハードウェアを追加や換装しないとストレスが出てきそうと感じたのは後に記載します。
使える状態で届いたけどMobiCameはこれをする!
今回購入した『レッツノート CF-SX4EDHCS』は、もともとWindows8搭載モデルだったのでバージョンアップされてWindows10がインストールされていました。ドライバーなどもすぐに使えるよう、すでにインストールされた状態だったのですが、個人的に『設定されたパソコンに不要なモノが入っているかもしれないパソコンは好きじゃない』との考えから早速初期化を行いました。
初期化をすると、ドライバーなど何も入っていない素のWindows10状態となり、そこからドライバーをまとめて入れてくれるソフトや、別途入れないといけないアプリケーションをダウンロードしインストールしていきました。ドライバー関連は、すぐに入れることができたのですが、アプリケーション関連は、一つづつインストール・・・ここは仕方がないですがめんどくさい作業です・・・一括でできるようなアプリケーションがあれば楽なのですが汗 インストールをすべて終わった後に、使い始めるとすこし動作が重たいのかな?と感じました。ストレージは、久しぶりに使うハードディスク、そして4GBのメモリーでは、起動も遅い、タスクでパフォーマンスを見ても、ストレージでは、Chromeの起動を行うとほぼ100%近くまで上がっていました。これでは、作業している時の環境としては、ストレス感じるだろうなと思ったわけです。そこで考えたのが、メモリー増設とSSD換装です。
ニューセカンドパソコン『レッツノート CF-SX4EDHCS』パワーアップ計画!
メモリー増設とSSD換装をやると決めてからは、また部品の選定がはじまります。まずは、簡単にできるメモリーの増設から手をつけました。いろいろ調べた結果、Amazonなどで安価に購入できるメーカー製品もあったのですが、楽天市場のポイントが多くあったので今回選んだの下記製品です。
購入し製品が届き、早速増設作業を行いました。方法は簡単で写真の赤丸のネジ取り外し、蓋を開けてメモリーを突っ込むだけです。特に悩むこともなく、設置後に認識されているかを確認するとしっかり4GBから8GBへアップされていました。この『レッツノート CF-SX4EDHCS』の最大搭載可能なメモリーが8GBなので最大まで性能アップできたことになります。
機種名は違いますが、設置場所も同じ場所でやり方も一緒だったので、下記の記事を参考にさせて頂きました。
SSDをどれにするかを選ぶ!
次に『SSD換装』の方です。これは今までやったことがない作業だったのでいろいろ調べました。SSD換装時に必要なものは、SSDとデータを移す為の装置です。今回は、ノートパソコンにもともと入っているHDDを外付けドライブとして利用できる為にSSDケースを選びました。一番重要なSSDですが、値段を考えSanDisk(サンディスク)か、Crucial(クルーシャル)のどちらかで検討していました。しかし、容量などを考えているうちに昨年から参入したColorful(カラフル)に興味が出てきて調べてみました。様々な噂はありますが、価格の割にスペックが高いということで、試しに使ってみることにしました。ケースは、USB3.0に対応していればどれでもいいと思い、同じ店で安価だった玄人志向(くろうどしこう)のものを選びました。ケースを安易に選んだせいでめんどくさいことが起きるとはこの時点では思っていませんでした汗
SSD換装初体験!時短方法はこれ!
SSDとケースが届いたので早速、換装作業へとりかかりました。これをやる前のコツとしてはなるべくコピーするデータを少なくしておくということですね。HDDを使用している状態でソフトのインストールを行うと時間がかかりますし、コピーする際にもデータ容量が大きいので時間がかかります。効率を考えるならば、できる限りデータは少なくしてコピー時間を減らし、インストールスピードが早いSSDに換装してからソフトのインストールを、行ったほうが時間の短縮に繋がります。
まずは、SSDをケースに装着し、フォーマットを行うという作業が必要です。まっさらな状態の場合は、データなどを入れることができないので、記憶する為の枠を設定してあげなければいけません。そしてここで問題が、ケースにSSDが入らない・・・涙 装着方法をいろいろ試したり、メーカーサイトを見たり、YouTubeで検索したりとやってみましたが、結果入らず。端子の破損が心配でしたがちょっと強めに力をいれて入れると入りました笑 ケース内部のサイズとSSDのサイズがギリギリだったのでうまく入らなかったみたいですが、一度取り出してもう一度やってみるとすんなり入るようになりました。ここで30分ぐらい悪戦苦闘ですよ。スロット式のケースなどであれば問題なさそうなので今度買う時は、そういうタイプのケースを選ぼうと学びました笑 まぁ入ったなら問題ないかと思い作業続行です。
ケースにSSDを装着しUSB経由でパソコンとも接続完了!フォーマットも完了し、コピーソフトであるEaseUS Todo Backup Freeをインストールして、クローン化開始!SSD換装に関する記事を見ていると2,3時間かかったと書いてあったのですが、データを少なめにしていたので今回は15分ぐらいで完了しました。SSDへのデータコピーが完了すればあとは、今接続されているHDDと取り替えるだけです。簡単に交換までは完了。しかし、SSDを収納する際に、透明なフィルムがあるのですが、そこを出すのに時間がかかりました涙 この後、SSDも無事に収納も完了し、パソコンの画面を起動する流れとなりました。
■SSD換装に関して参考にした記事
■EaseUS Todo Backup Freeの使い方参考にした記事
起動時間3分が15秒へ大変化!
パソコンを起動すると、明らかに早くなったことを実感することができました。HDDの場合は、立ち上がるまでに3分ほどかかっていましたが、SSDに変えてからは15秒ほどで起動しました。これだけ早くなると自然に笑えてくるレベルのうれしさです。試しにChromeを立ち上げましたが、こちらも明らかに違うと感じれます。最近動作が遅くなってきたなーとパソコンを使っている時に感じたならば、ノートパソコンによってできない場合もありますが、できるのであれば、HDDよりもSSDの方がオススメです!
『レッツノート CF-SX4EDHCS』を買ってよかった!
この記事を『レッツノート CF-SX4EDHCS』で書いていますが、キーを押す時の感触、音も静か、そしてSSD換装とメモリー増設により違う製品になったかのようなスムーズな動き!いろいろなノートパソコンを見て選んでいましたが、今回『レッツノート CF-SX4EDHCS』を購入して良かったと思っています。中古製品に抵抗のある方にオススメすることは難しいと思いますが、特にそういうことを気にしなくて使えるミドルスペックのモバイルノートパソコンを探しているのならばモビカメが行った今回のような買い方もありかと思います。さて最後に今回かかった総コストですが・・・なんと約4万円程です笑 このノートパソコンを使ってまた何かネタが出てきたら記事にしたいと思います!
ご購読ありがとうございました!