コンパクトで持ち運びに便利なハイスペックスマホであるZenfone8の今回はカメラ機能に関して紹介していきます。個人的には、今回のカメラにあまり期待はしていなかったのですが、いい意味で期待を裏切られるほどのカメラ性能にびっくりしました。
ASUSがZenfone8を発表!高性能だけどコンパクトで最適な持ち運びサイズを追求された本体サイズ Zenfone8の開封レビュー!コンパクトで握りやすい背面デザインがシンプルなハイスペックスマホZenfone8のカメラスペック
まずはカメラ性能に関してスペックを紹介していきます。
リアメインカメラ
Zenfone8のメインカメラは、高解像度の撮影を可能にしたソニー製のフラグシップセンサーであるIMX686が搭載されており6400万画素という、このスマホ本体サイズで超高画質の写真が撮影できます。ボケ感を出す為に必要なレンズの絞り値はF1.8となりきれいな背景ボケを撮影することができます。レンズの焦点距離は35mm換算で26.6mm、視野角は78.3度、となっています。4軸の光学式手ブレ補正が採用されており、撮影時にブレのない写真を撮影することができます。最大ズームは8倍までとなります。
ワイドカメラ
Zenfone8のワイドカメラは、こちらもソニー製のフラグシップセンサーであるIMX363 が搭載され、対応画素数は1200万画素と高画質な写真を楽しむことができます。絞り値はF2.2となり、レンズの焦点距離は35mm換算で14.3mmとメインカメラと違い超広角な撮影、ワイドカメラで気になる撮影時の歪みに対して、リアルタイムの歪み補正が搭載されているので湾曲した写真ではなく、平面のきれいな写真を撮影することができます。接写のマクロ撮影機能が搭載されており最短4cmまで近づいて撮影することも可能です。
Zenfone8の風景撮影写真
ここからは撮影した写真を元に説明していきます。まずは昼間に撮影した写真です。
画像データ:1/720 秒 f/1.8 ISO25
まずはZenfone8のメインカメラのズームなしのオートで撮影しています。ビルの立体感などしっかり表現されていてガラスの一枚一枚もキレイに色がでています。
画像データ:1/751 秒 f/1.8 ISO25
こちらは先程の画角からZenfone8のメインカメラ2倍ズームにて撮影しました。先程真ん中に写っていたビルのガラスが、細かく一枚一枚が表現されています。ハイエンドならではのクオリティです。
画像データ:1/1160 秒 f/2.2 ISO25
こちらはZenfone8のワイドカメラで撮影しました。まずワイドカメラで気になる湾曲は感じられずビルもキレイにまっすぐ伸びています。メインカメラからワイドカメラにすると写真の色が変わったりするカメラがあったりしますが、ほとんど変わらずメインカメラと変わらないクオリティで撮影が可能となっています。
画像データ:1/215 秒 f/1.8 ISO25
次は同じ場所で夕方頃の撮影です。影と光がしっかり表現されています。先程の写真にはなかった雲も立体感がでているのではないかな。
画像データ:1/310 秒 f/1.8 ISO25
Zenfone8のメインカメラ2倍ズームで撮影ガラスの色やビルの色もしっかり表現されています。
Zenfone8のワイドカメラで撮影しても、ビル壁の色や空の色がしっかメインカメラと変わらず表現されています。
画像データ:1/59秒 f/1.8 ISO302
Zenfone8のメインカメラのズームなしでビルを下から撮影した画像です。少し暗くなってきたのでISO感度は上がっていますがノイズも少なく撮影できています。
画像データ:1/59秒 f/2.2 ISO341
こちらがZenfone8のワイドカメラで撮影。ビルの中のLightもしっかり写っています。
画像データ:1/40秒 f/2.2 ISO376
これはZenfone8のワイドカメラで撮影した夜の写真です。夜の方が光の感じがしっかりわかりますね。ビル壁の色と空の色の違いがはっきり出ていてビルの立体感がしっかり表現されています。
画像データ:1/59秒 f/2.2 ISO183
ワイドカメラが続きますが、夕方の川の様子です。
画像データ:1/59秒 f/2.2 ISO884
ISO800台に来るとちょっとノイズが感じられます。
画像データ:1/59秒 f/1.8 ISO76
Zenfone8のポートレートモードで背景ボケを出して撮影してみました。背景ボケは、撮影後にも調整できます。かばんのシワとかも現物と同じ色がでており再現性は高いです。中華スマホにあるような色が変化することなく、実物の色を出してくれます。
画像データ:1/59秒 f/1.8 ISO37
真っ黒な夜にこういう光のオブジェを撮影する際にZenfone8は最適です。この写真を撮影した時はテンションが上りました。スマホでここまで撮影できるようになってきたのでほんとデジカメ代わりになります。
画像データ:1/59秒 f/1.8 ISO51
これも同じ場所なのですが。Zenfone8では一つ一つの電球の光り方をしっかり表現しています。
画像データ:1/59秒 f/1.8 ISO121
全体を撮影してみました。Zenfone8は夜景撮影も楽しめます。
画像データ:1/40秒 f/2.2 ISO259
Zenfone8では、光の調節でこんな写真も撮影できます。周りは少し明るいのですが、露出を-1.3にして撮影しています。
Zenfone8の風景撮影まとめ
今回は風景を撮影してみました。コンパクトなボディでカメラも2個しかないですが、十分撮影を楽しめるスペックでした。持ち運びもしやすく、撮影したいものを見つけた時にすぐにポケットから取り出して、起動も早いので撮影するタイミングも逃すことなく撮影できます。
明るい場所では、目視で見ている色がそのまま写真となっていて、変に色が補正かかったりせずに撮影できることから、そのままの色を撮影したいと考えている方には楽しめそうです。補正などに関しては逆に弱い感じはしますが、そういう時はフィルダー効果をつかったりすることで、好みの色を出すことができます。
暗所での撮影が気になっていたのですが、暗い場所でも明るくなりすぎて露出を下げたりしないといけなかったりするぐらいなので、暗所撮影も楽しめるZenfone8です。
Zenfone8の食べ物撮影写真
ここからは食べ物撮影した写真を元に説明していきます。
ほんとは運ばれてきた際に器に流される卵を一気にかき混ぜないといけなかったようで、撮影しようとして少し準備していると固まってしまい残念な時の写真です。卵の黄色が実物よりかは、少し落ち着いた感じの色合いになります。細かい気泡などもしっかり撮影されています。
ご飯部分をアップにしてみました。しっかり米粒も表現されています。ネギのグリーンがもう少し明るい感じだったのですが、落ち着いた感じの色に変わっていました。アップで撮影すると卵のテカリ具合などしっかり映し出されています。
次は唐揚げです。こちらはキレイに実際の色が表現されています。色によって強かったり弱かったりする感じはしました。先程のチャーハンの黄色と唐揚げの茶色を比べると実際の色は茶色の方が近い感じでした。若干後ろのキャベツが背景ボケとなっています。
次はラーメンです。どうしても濃い色の中に明るい色が入ると暗くなる感じなのかなと感じました。
ラーメンをアップにしてみました。ちょっと油が多いのでもやっとした感じの写真ですが、麺はしっかり色がでています。
Zenfone8の食べ物撮影まとめ
ちょっと濃い色の物ばかりでしたが、明るい色と濃い色だと濃い色の方がフォーカスされる感じだなと思いました。次はもう少し明るい色の写真を撮影してみます。